コンディショニングエクササイズは、1回のセッションではなく、より長期的に構造の統合性やパフォーマンスに神経生理学的な正の適応を生じさせることに焦点を当てています。
効果的な目標を設定するには、適応を実証するための事前テストが必要となります。
通常、コンディショニングエクササイズは周期化されています。
身体能力の向上は、神経筋の効率と代謝効率とが一致した結果です。
どのような場面でも、1つのシステムに負荷がかかることで無理を強いられるようになります。
神経筋の効率が最適な場合には、代謝系に負荷がかかります。
このことにより、酸素や栄養、老廃物の輸送を適切な方向と割合で維持するためにストレスが生じます。
代謝効率が適切である場合は、神経筋系に負荷がかかります。
この負荷によって、姿勢や動作パターンを意識的あるいは意識下で調整することに加えて、身体分節の安定化や運動、感覚入力などの調整を絶えず行うことでストレスが生じます。
どのような場合でも、この負荷は自然と入れ替わっています。
活動が習慣となって楽に行えるようになれば、代謝システムに負荷がかかるようになります。