人工甘味料は悪なのか

一般的にダイエット飲料とは甘みがあってもカロリーが非常に低い清涼飲料水のことを指し、砂糖の代わりにアステルパームやステビアなどのカロリーのない人工甘味料が使用されています。

アステルパームは砂糖の180倍、ステビアは砂糖の300倍も甘い甘味料。

今はコンビニに行けば、ありとあらゆる飲み物のダイエット版を見つけることができます。

正直なところ、ダイエット飲料に用いられている「人工甘味料が身体に悪いのか」に関しては下顎の静ではまだ結論が出ていないのが実情。

健康に有害であるという研究がある一方で、健康への悪影響はないという研究結果もあるわけです。

ものすごく甘いのに血糖値が上がらないマジック

人工甘味料はものすごく甘いにもかかわらず、血糖値が上がらないという特性を持ちます。

人間の脳からすると、すごい甘いものを食べて血糖値が上がると思ったら上がらないので、脳が混乱するという説もあります。

そのため、その後に実際に血糖値が上がるようなものを食べたくなったり、なかなか満腹感が得られない状態になってしまうという仮説も提唱されているのです。

その場合、人工甘味料そのものは身体に害がなくても、それによって惹起される脳の混乱とそれによる食習慣が長期的に健康に悪影響を及ぼしてしまうかもしれないわけです。

また腸の話になると、人工甘味料によって腸内細菌が悪く変化してしまうという説もあります。

カロリーゼロだから大丈夫?

もちろん、普通の炭酸飲料とダイエットの炭酸飲料があれば後者の方が健康への害は少ないと考えられます。

人工甘味料による害があるという可能性が示唆されているわけですから、もし飲まなくても大丈夫なものならあえて摂取する必要はなく、通常の炭酸水の方が望ましいでしょう。

どうしても飲みたい人は、「カロリーゼロだから大丈夫」と過信するのではなく、身体への悪影響の可能性が否定できていないことを考慮した上で控えめに飲むことをオススメします。

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